胸が小さいことがお悩みの方はバストのボリュームアップが叶うタイプのブライダルインナーがおすすめです。

バストをボリュームアップしたい場合には、できるだけ浅めのカップを選ぶといいでしょう。
深いカップのものではその中にすっぽりと胸が収まってしまうためバストアップ効果が感じられにくいです。
また、ウエストニッパーを併用する際は1サイズ大きめのカップを選びましょう。
バストがカップにしっかりと収まる状態から、締め上げます。

一方、細身の方の場合は背中や脇のお肉をバストに寄せることができないため、カップと胸に隙間ができてしまう場合があるでしょう。その場合は、パッドを活用することで隙間が気にならなくなり、よりバストアップ効果が期待できます。

胸が小さいお悩みにおすすめのインナー

ブライダル用ブラジャー

ブライダル用のブラジャーは通常のブラジャーと異なり、ドレスを着用しても胸が潰されないようにしっかりとした芯が入っていることが特徴です。そのため、デコルテはスッキリと見せながらバストアップが叶います。

お辞儀やちょっとした動作でも隙間が見えないようフィットするワイヤーを使用したり、サイドをしっかりとホールドするワイヤーを施したりと、バストの小ささが気にならないような工夫がされています。

強いサポート力がある一方で、強い締め付けが気になる場合があるでしょう。

ブライダル用ブラジャーは機能によっていくつか丈があります。短いものからセミ丈のもの、ロング丈のものなどがあるため補正力やバストアップ効果、着用するドレスに合わせて選びましょう。

ビスチェタイプ

ウエストニッパー付きのインナーはビスチェタイプと呼ばれることが多いです。くびれをしっかりと作りバストを持ち上げてくれるためバストアップ効果が期待できます。

ウエストとバストにメリハリができることでシルエット的にもバストを強調するため、胸の小ささが気にならないという効果もあります。

また、ブラジャーのみだと下がってくるのが気になるという方も、ウエストの補正があることでバストを高い位置でキープしてくれるため安心です。

補正力がある一方で、胸が綺麗に見えるかどうかはそれぞれの商品によるところがあります。

ヌーブラ

ヌーブラは胸の大きさや形が気になる方に人気です。
ヌーブラにはボリュームアップタイプだけでなく自然なバストメイク用など種類があるので商品をチェックしてみてください。
非公式ですが、ブライダルインナーの下に水着用ヌーブラを着けてこっそりバストアップをするという裏技もあるようです。

胸が大きいことがお悩みの場合、バストが目立ちすぎたり太って見えたりするのは避けたいものです。
しかし、ウェディングドレスは胸で着るといわれている通り、胸が大きいとドレス姿が映えるのも事実です。
そんな方が選ぶべきブライダルインナーは上半身をスッキリと見せる効果があるものです。

ぽっちゃりさんやグラマーさんは肉質が柔らかく、横に流れやすいためキュッと引き締めてスッキリとしたラインに見せられるものが向いているでしょう。
また、大きめサイズも用意されている場合はそちらもチェックしてみましょう。

胸が大きいお悩みにおすすめのインナー

ビスチェタイプ

ビスチェタイプのなかにも胸を目立たせすぎず綺麗にボリュームダウンしてくれるものがあります。

少しバストを押さえるような設計でありながら、ふっくらと綺麗なラインを見せることができます。

また、縦にワイヤーが複数あることで補正力がしっかりしているものが多く、脇や背中のお肉を胸に寄せながら、バストをしっかりと支えてくれる設計です。

サポート効果が高いものを選ぶことでスッキリとした上半身ラインを演出することが可能です。

しかし、サイズ選びが上手く行かなければキツく感じる場合もあるでしょう。

ヌーブラ

ヌーブラには大きい胸に合わせやすいタイプがあります。
胸が大きいと横に広がったり形が気になることもありますが、ヌーブラなら左右両方のパッドを胸に貼って中央のホックで止めるので形を整えたりサイズが抑えられたりもします。
前から見たボディラインがスッキリするので胸が大きい方でもブライダルインナーとして使う人が増えています。

背中が大きく開いたウェディングドレスは長らくトレンドでもありますね。
背中開きデザインを選びたいけれど、インナーは何を着用すればいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

背中開きタイプのドレスに合うブライダルインナーはいくつか種類があるため、体型やドレスに合わせて選びましょう。

背中開きタイプのドレスにおすすめのインナー

バックレスビスチェ

ビスチェ型で後ろがクッキリと広く開いたデザインのインナーです。
通常のビスチェよりもホックで止める箇所が少なく、位置も低いことが特徴です。

背中の開き具合はそれぞれの商品により異なるため、着用予定のドレスからインナーがはみ出ないかをしっかりとチェックする必要があります。

また、サポート力についても考えられている設計ではあるものの一般的なビスチェと比べると、安定感が気になったり、バストアップ効果が感じられにくかったりする場合もあります。

ミドリフ丈ブラ

ミドリフとは横隔膜を意味します。ミドリフ丈ブラはバスト下あたりの丈のインナーです。
バックホックが低めのつけ位置にあるため、背中が開いたドレスにも合わせやすいです。

ストラップが取り外せるタイプだと合わせられるドレスの幅が広がります。
ブラだけだとバスト下までの丈のため、お腹あたりのサポートをしたい場合は別途ウエストニッパーやガードルを合わせましょう。

注意点として、ミドリフ丈のブライダルインナーは合わせられるドレスに限りがあります。背中の開き具合が首から大体27-28cm程度のものが多いため、腰上まで開いているウェディングドレスなどには不向きといえるでしょう。

美しさを引き立てるレースタイプ

ブライダルインナーはワイヤーがしっかりと入っているものが多く長時間の披露宴の席では苦しく感じことが心配という方もいるでしょう。
元々ブラジャーの締め付けが苦手だという方の場合は特に苦しくないブライダルインナーを探しているかもしれません。

ブライダルインナーが苦しいと感じる理由は、ワイヤーが当たったりサイズが小さかったりすることが挙げられます。
また、ブライダルインナーの着用自体に慣れていないということも挙げられるでしょう。

締め付けが苦手な場合でも、ドレスを綺麗に見せたり、バストを綺麗に見せたりしたいものです。
できるだけ締め付けが少なく、そして綺麗なシルエットがつくれるインナーを選ぶことがポイントです。

苦しくないおすすめのインナー

ビスチェタイプ(ストレッチ素材)

ビスチェタイプのなかでもストレッチ素材を使用したものであれば、柔らかいつけ心地で締め付け感は若干少なくなります。

とはいえ、やはりビスチェタイプはボーンが6本程度入っているものが主流のためどうしてもキツく感じることはあるでしょう。

また、ホックを緩めに調整してつけた場合では、あまりシェイプ効果やバストアップ効果が期待できないことが懸念として挙げられます。

妊娠中にウェディングドレスを着る方に向けて、マタニティ用のブライダルインナーがあります。

妊娠中は無理な締め付けは厳禁です。しかし、大きくなったお腹や胸をしっかりと支えたいものです。

マタニティ用のインナーは敏感になりがちな肌にもやさしい生地を使用していたり、ウェディングドレス着用時以外にも腹帯やガードルとして使えたりと嬉しいメリットがあるものが多いです。

また、産後の場合は骨盤をサポートできるインナーだと安心です。

マタニティや産後におすすめのインナー

マタニティビスチェ

マタニティビスチェとして展開されているものはお腹周りの大きさを調整できるよう、サイド部分が編み上げになっているデザインが多いです。
また、腰の負担を軽減するために後ろが二重構造になっているなど、マタニティ期にとっては有難い設計が特徴です。

お腹部分は調整が可能ですが、バストは調整できないため妊娠周期が進んで体型が変わることでサイズが合わなくなる可能性は否めません。

また、デザインや設計にこだわりがある分、値段も通常のものよりは高くなることが多いです。

ブラキャミソール

できるだけリラックスした状態を保ちたいという場合にはブラとキャミソールが一体となったマタニティ用のブラキャミソールもあります。

バスト部分の調整できるホックがあるため、自分のサイズに合わせて調整できます。ブラより下はふんわりとしたキャミソールとなっているため、下にマタニティガードルなどサポートできるインナーを合わせて着用します。

ビスチェに比べて最低限の機能となるため、締め付けが苦手という方にも向いているでしょう。

しかし、ドレスのデザインによってサポート力の観点からは少し物足りなさを感じるかもしれません。

せっかくウェディングドレスを着用するならメリハリのある綺麗なボディラインを作りたいもの。挙式前にはエステやダイエットをする方も多いですが、ブライダルインナーでも細見えが叶うと心強いですね。

やはりウェディングドレスで注目されるのは、綺麗なバストラインとキュッと引き締まったウエストです。細見えしたい場合はこの2箇所を特に押さえておくといいですね。

細見えするためのブライダルインナーは補正効果のあるものを選ぶといいでしょう。

また、少しでも細く見せたいからと締め付けすぎることは体にとってよくないため、サイズ選びは慎重に行ってください。

細見えにおすすめのインナー

ウエストニッパーとブラジャー

ブライダルインナーのなかでとくに引き締め効果が期待できる組み合わせは、ウエストニッパーとブラジャーのセットです。

ウエストニッパーでウエストを引き締め、バスト位置を高く保ちます。さらにブラで余分な脇肉や背中の肉をバストに寄せ、バストアップさせることができます。

引き締め効果が高い一方で、長時間着用が必要な場合には苦しく感じてしまうことがあるでしょう。

ロングガードル

ドレスのシルエットによっては下半身が気になる場合もあるでしょう。
ぽっこりお腹や垂れたヒップが気になる場合には、ロングガードルがおすすめです。

ウエストから足にかけてサポートがあることでドレスが綺麗に見える、スッキリとしながらも丸みのある女性らしいシルエットが叶います。

ぽっちゃりとしている体型や太めの体型が気になる方は、ブライダルインナーの効果を感じられやすく、ウェディングドレスを綺麗に着られると言われています。

ウェディングドレスは、バストやヒップに適度なボリュームがなければ着こなせません。

自身の体型を活かしながら、ブライダルインナーで引き締めるところは引き締め、カッコよくウェディングドレスを着こなしましょう。

ぽっちゃり・太めの体型におすすめインナー

ビスチェ

上半身を均一に引き締め、バストを綺麗に寄せ上げてくれるビスチェは、ぽっちゃりさんにもおすすめです。
ビスチェはカップが比較的深めのものを選ぶと、バスト周辺のお肉も流れずに綺麗に見せることができます。

また、近年ではグラマラスさん向けに適度にボリュームダウンさせる構造のインナーもラインナップしています。バストラインをスッキリと整えながら高さをキープし、ドレス姿でも清潔感のある仕上がりになるよう工夫が施されています。

背中や脇肉に対するサポートのあるものだとより上半身がスッキリと見えるでしょう。

ロングガードル

ぽっちゃり体型や太めの体型が気になるという方の中には下半身のボリュームが特に気になるという方もいるでしょう。

体のラインが出やすいドレスの場合も、ヒップアップや下半身のラインを引き締める効果が期待できるガードルを穿いた方が綺麗に見えます。

他にも、ビスチェを着用する場合はガードルを穿くことでビスチェがずり落ちることを防いだり、腰への負担を軽くしたり、またドレスの中での汗を吸収してくれたりとメリットも豊富です。

寸胴が気になったり、ぽっこりお腹が気になったりする場合にも、ブライダルインナーの力を借りることでメリハリのある体型を目指せます。

やはりウェディングドレスで目につくところは胸のラインもそうですが、キュッとくびれたウエストではないでしょうか。

ボディラインにメリハリを出すためにとにかくウエストを引き締めたいという方は、ウエストラインの仕上がりにこだわったインナーを選びましょう。

メリハリのない体型におすすめのインナー

ウエストニッパー

ビスチェよりも強力にウエストを締め上げる効果が期待できるウエストニッパー。ドレス姿が映えるシルエットをサポートしてくれる強い味方です。

また、ウエストへの効果だけでなく、バストの下でしっかりと支えることでバストを高い位置のままキープする効果も期待できます。

ハイウエストガードル

ガードルにもいくつか種類がありますが、メリハリを作りたい場合には、高い位置から穿いて、ウエストからヒップまでを美しいラインに仕上げる工夫が施されているハイウエストタイプのガードルもおすすめです。

ハイウエストのため、お腹周りのたるみやぽっこりが気になる場合にも広い面積で強力にサポートする効果が期待できます。

ヒップアップ効果や腰回りの姿勢サポートもあるため、くびれと同時にヒップラインまでこだわりたい人におすすめです。

ヌーブラ

胸が小さかったり下垂しているとドレスを着たときにメリハリがないと感じる方も多いみたいですが、盛る、上げる、整えるの3つの機能があるヌーブラはドレスの見栄えを重視したいときの最適な選択肢となります。

スレンダーな体型の方は、肉感がなくドレスを着てギスギスとした印象にならないか、ドレスが落ちてこないかが心配だという方もいるでしょう。

細身の方の場合は、胸元をふっくらと見せたり、ヒップラインに丸みを持たせる工夫をすることで解決することが多いです。

肉感がない・痩せ気味の体型におすすめのインナー

ブライダル用ブラジャー＋ウエストニッパー

細身の方はビスチェタイプでも問題ないこともありますが、ビスチェ自体もずれ落ちてきそうという心配がある方やデコルテや胸周りのボリュームをアップさせたいという方は、ビスチェタイプよりもブライダル用ブラジャーとニッパーなどセパレートタイプの方が安心です。

ウエストニッパーと併用することで、胸下から安定させるため、バストトップも高く保てます。

また、セパレートの方がドレスも安定しやすくずれる心配が少ないです。

3Dガードル

下半身にボリュームがないとドレス姿も貧相になってしまいがちです。
女性らしい丸みのあるヒップラインを作るためにはヒップアップや立体的なヒップを作るようなガードルがおすすめです。

また、別売りになりますがヒップパッドを併用することで、お尻の高い位置に自然な丸みを作ることができスタイルアップして見えます。

程よくボリュームのあるヒップはドレス姿をより美しく見せてくれるため、お尻にボリュームがなく自信がない方はぜひ取り入れてみるといいでしょう。

ヌーブラ

ヌーブラの中にも種類がたくさんあります。肉感が足りない場合は最大2カップのバストアップ効果のあるシームレス パテッドがおすすめです。
小さいバストにフィットしやすい浅いカップの設計になっているので、胸を盛りやすくドレスを着ても浮いたり不自然に見えることはありません。

ここまで、体型やお悩み別におすすめのインナーを紹介しました。

ブライダルインナーを選ぶ際や着用する際に忘れてはいけないのはサイズ測定を正確に行うことです。

普段のブラと同じサイズや洋服のサイズと同じようなサイズをなんとなくで選んでいてはいけません。また、少しでも細く見せたいから小さめのサイズを選ぶということもおすすめできません。

ドレス姿をより美しく見せるためにもインナーのサイズはとても重要です。

ブライダルインナーを選ぶためのサイズの測り方は、通常とは多少異なるかもしれません。以下にポイントを記載しました。

・トップバスト

両手でバストを持ち上げ、脇をしっかりと締め手を下に下げます。
バストトップと床が水平になるように測ります。

・アンダーバスト

バストの下を床に水平な状態でメジャーをあてて、一度しっかりと締めてから、ゆっくりとゆるめた時のサイズを測ります。
念の為に2、3回測っておくと間違いがないでしょう。

・ウエスト

胴の一番細い部分を床に対して水平に測ります。

・ヒップ

横から見てお尻が一番外側にきているところを床にたいして水平に測ります。

ブライダルインナーは苦しすぎず、ゆるすぎず、ちょうどよくフィットするサイズが自身に合うものになります。

正確にサイズを測ったうえで、適切なものを選びましょう。また、実際に着用してみるとワイヤーが当たって痛かったり、フィット感が感じられなかったりすることもあります。

人それぞれ体型は異なるため、自身にフィットするインナーを見つけましょう。
シリコン製のヌーブラは、体型やバストサイズを問わず着用でき、また、結婚式が終わったあとにも使えるインナーとして注目されています。